「花」に関することわざ50個まとめ

花に関することわざまとめ

「花」に関することわざをまとめました。

「桜」や「梅」などの固有名詞も含んでいます。

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もくじ

朝顔の花一時

朝顔の花一時
(あさがおのはないちじ)

朝顔の花は朝咲いて夕方にはしぼむ。

そのように栄華の短いことの例え。

薊の花も一盛り

薊の花も一盛り
(あざみのはなもひとさかり)

つまらない花でもある時期には盛りの美しさを見せる。

取るに足らない人でも一生のうちには華やかな時期があるものである。

石に花咲く

石に花咲く
(いしにはなさく)

あるはずのないことの例え。

いわぬが花

いわぬが花
(いわぬがはな)

黙っているほうがかえって良い、という意味。

老い木に花が咲く

老い木に花が咲く
(おいきにはながさく)

年を取った木に花が咲く、ということで、衰えてしまったものが再び盛んになること。

男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く

男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く
(おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく)

男やもめ(妻に先立たれて独身の男性)は、身の回りのことや衣食住全てに細かい手が行き届かないで不潔になりがちだが、女やもめ(旦那に先立たれて独身の女性)は、世話をしてやろうとする者が多くて華やかである、という意味。

親の意見と茄子の花

親の意見と茄子の花
(おやのいけんとなすびのはな)

茄子には一つも無駄な花が無い。

親の意見と茄子の花には無駄が無く、必ず当たるということ。

器量は当座の花

器量は当座の花
(きりょうはとうざのはな)

美しい容姿はほんのその場限り眺める花のようなもので、美しさはほんの一時のこと。美人もやがて衰えてしまうものである、という意味。

綺麗な花は山に咲く

綺麗な花は山に咲く
(きれいなはなはやまにさく)

良いものはかえって人の知らないような場所にあるという意味。

槿花一日の栄え

槿花一日の栄え
(きんかいちにちのさかえ)

槿花(むくげの花)は、朝咲いて夕方にしぼむ。その美しさは一日だけである。

そのように、人の栄華も短く儚いものであるという意味。

楠の木分限梅の木分限

楠の木分限梅の木分限
(くすのきぶんげんうめのきぶんげん)

分限は金持ちのこと。楠は少しずつ根をはって長い年月をかけて大きく成長することから、そのようにして次第に身代を築き上げた金持ちのことを楠の木の分限という。

梅はその若木が古い木からまっすぐに一時に伸びるので、そのように一時に身代を得る金持ちのことを梅の木の分限という。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
(たてばしゃくやくすわればぼたんあるくすがたはゆりのはな)

立っている様子はあたかも芍薬の風情があり、座った姿は牡丹の花のように華麗で、歩く様子は百合の花のように清楚な美しさである、ということから、美人を形容する言葉。

他人は時の花

他人は時の花
(たにんはときのはな)

他人というものは、その時節時節に咲く花が時節を過ぎると散ってしまうように、ほんの一時しか頼りにならないものである、という意味。

月に叢雲、花に風

月に叢雲、花に風
(つきにむらくも、はなにかぜ)

美しい月にむら雲がかかり美しい花に風が吹く、ということから、良いことには差し障りが起こりやすいものであるという意味。

月雪花は一度に眺められず

月雪花は一度に眺められず
(つきゆきはなはいちどにながめられず)

一時にすべてのことを併せて得がたいことの例え。

冬瓜の花の百一つ

冬瓜の花の百一つ
(とうがんのはなのひゃくひとつ)

冬瓜の花はむだ花が多く、実のなる花は百に一つだけ。

つまり、外れることが多くて当たるのがまれであること。

同心の言はその臭蘭の如し

同心の言はその臭蘭の如し
(どうしんのげんはそのしゅうらんのごとし)

心を一にしている人の言はその匂いが蘭の様に良いということから、心を一つにすることの美しさをいう。

桃李ものいわず下自ら径をなす

桃李ものいわず下自ら径をなす
(とうりものいわずしたおのずからみちをなす)

桃や李の花はものを言わないけれども、その美しさを愛でる人達が始終訪れるために、その木下には自然に道ができてしまう。

このことから、徳の高い人は自分からすすんで人に呼びかけたりはしないが、人は自然にその徳に従うものである、という意味。

十日の菊、六日の菖蒲

十日の菊、六日の菖蒲
(とおかのきく、むいかのあやめ)

九月九日は菊の節句、五月五日は菖蒲の節句である。九月十日の菊、五月六日の菖蒲ということで、時機が遅れたことの例え。

遠きは花の香

遠きは花の香
(とおきははなのか)

近くにあって慣れると何でもあまり立派に見えなくなってくる。遠く離れたものは、離れて匂う花の香がすぐれているように立派に思われるものである、という意味。

時の花をかざしにせよ

時の花をかざしにせよ
(ときのはなをかざしにせよ)

人はその時節時節に咲く花をかざしにせよということから、その時その時の時勢に従って行動するのがよい、という意味。

トゲのないバラはない

トゲのないバラはなし
(とげのないばらはない)

世の中には完全無欠な幸福は存在しないという例え。

茄子の花と親の意見は千に一つもあだがない

茄子の花と親の意見は千に一つもあだがない
(なすのはなとおやのいけんはせんにひとつもあだがない)

親の教訓というものは、茄子の花にはあだ花が極めて少ないように、千に一つも無駄がない、という意味。

根がなくとも花は咲く

根がなくとも花は咲く
(ねがなくともはなはさく)

事実無根のことも、一時は話題にのぼることの例え。

年々花は変わらず歳々人同じからず

年々花は変わらず歳々人同じからず
(ねんねんはなはかわらずさいさいひとおなじからず)

咲く花は、毎年同じように美しく咲くが、人は毎年年を取っていって、花のようにいつも変わらぬ美しさを保つことはできない、という意味。

「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」とも言う。


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花染のうつろい易き人心

花染のうつろい易き人心
(はなぞめのうつろいやすきひとごころ)

花染(露草の花で染めた染色)の色がさめやすいように、変わりやすいものは人の心であるという意味。

花七日

花七日
(はななぬか)

桜の花の咲いている期間はわずかに七日間であるという意味。

花の下より鼻の下

花の下より鼻の下
(はなのしたよりはなのした)

花の下で花を眺めて風流を楽しむよりも、鼻の下にある口を満足させるほうがもっと大切であるという意味

花は折りたし梢は高し

花は折りたし梢は高し
(はなはおりたしこずえはたかし)

欲しいけれどもそれを得る方法が見つからない例え。

花は桜木人は武士

花は桜木人は武士
(はなはさくらぎひとはぶし)

花の中では桜が最も優れ、人の中では武士が最も優れているという意味

花は所を定めぬもの

花は所を定めぬもの
(はなはところをさだめぬもの)

どんな場所でも美しい花は咲くという意味。

立派な人物が片田舎にいることをも言う。

花は根にかえる

花は根にかえる
(はなはねにかえる)

物はすべてその根本に帰すものであるという意味。

花は半開、酒は微酔

花は半開、酒は微酔
(はなははんかい、さけはびすい)

花は半開が最も趣があり、酒はわずかに酔を催す程度が最も心地よいということから、物は全てあまり充分でないところがよい、という意味。

花一時人一盛り

花一時人一盛り
(はなひとときひとひとさかり)

花の盛んなのもほんの一時の間、人が隆盛であるのもほんの短い間である、という意味。

花よりだんご

花よりだんご
(はなよりだんご)

風流を解さないことの例え。また、虚栄よりも実利ある方をよしとすることの例え。

花を呑み酒に臥す

花を呑み酒に臥す
(はなをのみさけにふす)

花を愛し酒を好むことのはなはだしいのをいう。

ばらに棘あり

ばらに棘あり
(ばらにとげあり)

美しいばらには痛いトゲがある、ということから、外見は美しく見える者が内心トゲを含んだ心を持っていることを言う。

人の花は赤い

人の花は赤い
(ひとのはなはあかい)

他人のものはとかく良く見えることを言う。「隣の花は赤い」とも言う。

「隣の芝生は青く見得る」と同じ。

待つうちが花

待つうちが花
(まつうちがはな)

良いことがあるだろうと待っている間が楽しみだということ。

三日見ぬまの桜

三日見ぬまの桜
(みっかみぬまのさくら)

「世の中は三日見ぬまの桜かな」という。

世の中のことは万事移ろいやすいものだという意味。

桃栗三年柿八年梅はすいとて十三年

桃栗三年柿八年梅はすいとて十三年
(ももくりさんねんかきはちねんうめはすいとてじゅうさんねん)

それぞれの木の実のなる年数をいう。

私が知ってるのは「桃栗三年柿八年、梨のバカヤロ十八年」でした。柿の次は色々言われているようです。

柳は緑花は紅

柳は緑花は紅
(やなぎはみどりはなはくれない)

物には天然自然の理があることをいう。

優意花を栽えて花発かず無心柳を挿して柳陰を成す

優意花を栽えて花発かず無心柳を挿して柳陰を成す
(ゆういはなをうえてはなひらかずむしんやなぎをさしてやなぎかげをなす)

花を咲かせようと思って植えた花が開かず、何も考えずに挿した柳が成長して陰を作るということから、人生には予期に反することが多いことを言う。

優意花を栽えて花発かず無心柳を挿して柳陰を成す

優意花を栽えて花発かず無心柳を挿して柳陰を成す
(ゆういはなをうえてはなひらかずむしんやなぎをさしてやなぎかげをなす)

花を咲かせようと思って植えた花が開かず、何も考えずに挿した柳が成長して陰を作るということから、人生には予期に反することが多いことを言う。

落花枝にかえらず

落花枝にかえらず
(らっかえだにかえらず)

一度落ちた花は再びもとの枝にかえらない。一度破れたことは再びもとのようにはならないこと。この後に「破鏡再び照らさず」と続けても言う。

落花情あれども流水意なし

落花情あれども流水意なし
(らっかじょうあれどもりゅうすいこころなし)

一方には思う心があるけれども、その心が一方には通じないこと。

落花流水の情

落花流水の情
(らっかりゅうすいのじょう)

男女互いに慕う気持ちがあること。

蘭麝の室に入る者は自ら香し

蘭麝の室に入る者は自ら香し
(らんじゃのしつにいるものはみずからこうばし)

蘭の花と麝香(じゃこう)のよい香りがしている部屋に入る者は、自らもよい香りがするということから、感化の著しいことの例え。

李花一枝春の雨を帯ぶ

李花一枝春の雨を帯ぶ
(りかいっしはるのあめをおぶ)

美人が愁いを含んでいる様の形容。

両手に花

両手に花
(りょうてにはな)

同時に2つの良い物を手に入れること。